2009年4月20日月曜日

逆援助養子

英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドは19日、インドのスラム街の少年の生い立ちを描き、米アカデミー賞に輝いた映画「スラムドッグ$ミリオネア」でヒロインの子供時代を演じたルビーナ・アリさんの父親が、ムンバイのスラム街生活から抜け出すため、2000万ルピー(約4000万円)でアリさんを養子として売ろうとしたと報じた。
 同紙によると、ムンバイの情報提供者から、アリさんの父親ラフィク・クレシ氏が養子話を持ち掛けており、既に中東のある一家から接触があったとの情報が寄せられた。クレシ氏と連絡を取ってみると、同氏は「ルビーナの将来のことを考えている」と語り、また同氏の義理のきょうだいの男性は「養子にしたいなら、交渉可能だ。ただ、彼女の両親は見返りに適当な補償を期待するだろう」と述べた。
 さらに、中東ドバイの裕福な一家に成りすました記者らがムンバイ市内のホテルでクレシ氏、アリさん、男性らと会った際、クレシ氏は「われわれには2、3カ月必要だ」と話し、男性は「その間に金額の交渉ができる」として「額は2000万ルピーだ」と語った。男性は「この話はわれわれだけの内緒にしておこう」とも述べたという。
子供の立場でかんがえてない。最低な親。こんなの親じゃない。
子供からしたらどんなに金持ちな養子よりも貧乏でもいいから本当の親子でくらしたいはずなのにね。